こんにちは、動画編集者のあられです!
今回は動画共有・確認ツール「Frame.io」の使い方について、徹底解説していきたいと思います!🔥
なぜ私がFrame.ioを「全プレミアプロユーザーに使ってほしい!!」と思っているかというと
使うメリットがあまりにも多すぎるからなんです😆
Frame.ioを使うメリットは
メリット多すぎですね!😳
私自身、Frame.ioを知るまでは動画納品に次のような手順を踏んでいました。
でもFrame.ioを導入してからは
なんとわずか1工程で、動画を納品できるようになりました🎉
しかもFrame.io自分の動画を見直して、修正コメントを加えることで
めちゃくちゃスピーディに修正でき、動画のクオリティも上がります😊
この記事では、全動画編集者にとって必須のFrame.ioの使い方について、画像付きでわかりやすく説明します。
ぜひ最後までご覧ください!
・今回は「Adobeコンプリートプラン」を契約されている方に向けて、Frame.ioを無料で使用する方法について説明しています。
・納品方法は基本的にクライアントさんの指示に従っていただくのが良いと思います。
Frame.ioは動画を見直す際にもすごく便利なので、ミスの少ない高品質な動画を納品するためにぜひ活用してみて下さい。
Frame.ioの読み方は「フレームアイオー」のようです😆
1.Frame.ioを使う前の準備
まずはブラウザ(グーグルクロームやサファリなど)でログインしておくと、そのあとがスムーズに進みます!
1.Frame.ioのサイトにアクセスしてサインインする
まずはブラウザでFrame.ioのサイトにアクセスしましょう!
Adobeアカウントで使用しているメールアドレスとパスワードを入力します。
Adobeの設定によりますがパスワードなりコードなりを入れる画面が出るので、
指定されたものを入力。
ログインが完了したら自分のプロジェクト画面が開きます。
これでFrame.ioが使用可能になりました!🎉
2.Frame.ioを使って動画をアップしよう!
次にPremiere Proを開いて作業していきます!
1.Premiere Proの画面で「ワークスペース」→「レビュー」を開く
Premiere Proの画面で「ウィンドウ」→「ワークスペース」→「レビュー」を選択します。
Premiere Pro上に先程のFrame.ioのホーム画面が現れました!
2.Frame.ioに動画をアップロードする
「アップロード」→「アクティブシーケンス」を開く
アップロードする動画の設定をする
アップロード時の設定は、下記を参考にしてください。
・Preset・・・特にこだわりがなければWeb1080でOK
・Range(範囲)・・・必要に応じて下記から選ぶ
☆In to OUT(インからアウトまで)
☆Whole Sequence(シーケンス全体)
☆Work Area(ワークエリア)
Rebder to・・・Cusutom Folderで動画の保存先を選ぶ
「Export markers as comments」(マーカーをコメントとして出力する)のチェックは外す
動画編集中に付けたマーカーがコメントとして出力されないよう、
「Export markers as comments」のチェックは外します。
アップロードを押すと、メディアエンコーダー(Me)が立ち上がってアップロードされます。
3.ブラウザ上でコメントできるよう共有する
無事動画がアップロードされたら、ブラウザ上でコメントができるように共有リンクを作成します。
(動画に対するコメントはGooglechromeなどのブラウザ上で行います。)
1.右上の紫の「Share」を選び、「Share for Review」(レビュー用に共有する)を選ぶ
共有用リンクをコピーする
共有用リンクが表示されるので、コピー(Copy Link)して、完了(Done)を押します。
コピーしたリンクをブラウザ上で開く
コピーしたリンクをブラウザに入力して、レビュー用の画面を開きます。
これで、共有リンクを知っている人は、動画に修正コメントを書けるようになりました🎉
3.ブラウザ上で共有リンクの設定を確認する
クライアントさんが直接動画をダウンロードできるようにしておきたいときや、
閲覧時にパスワード入力が必要な設定にしておきたいときなどは、
ブラウザ上でFrame.ioを開いて設定を行います。
ダウンロード設定など、細かい設定はまだPremiere Pro上ではできないようでした。
ブラウザとPremiere Proを適宜行き来しなければいけないのが、少し使いにくいポイントです😞
1.ブラウザ上で自分のプロジェクトを開く
サムネイルの右下に表示される「・・・」をクリックして、「Share」→「Share for Review」を選択します。
「Settings」を開き「Allow downloads」(ダウンロードを許可する)のチェックを入れます。
これでレビューリンクから動画のダウンロードができるようになりました🎉
3.修正コメントの入力とタイムラインへの反映方法
修正コメントはブラウザ上で入力することができます!
タイムスタンプが自動で入力されるので、
いちいち自分で入力する必要がないのが便利✨
自分で自分の動画を見直す際にもとっても便利なので、
活用してみて下さい😊
1.修正コメントの入力の仕方
1.共有リンクからブラウザで動画を開く
2.ブラウザ上で修正コメントを入力する
ブラウザ上で動画を再生しながら、修正箇所にコメント入力していきます。
・タイムコードのチェックが入ってないと、ただの修正点の羅列になってしまうので注意してください。
・「右へシャトル」「左へシャトル」「倍速再生」などの
Premiere Proショートカットもそのまま使えるので、時短になります😊
入力が終了したら、そのまま閉じてOK
コメント入力は自動保存されているので、コメント入力が終了したらそのまま閉じてしまってOKです。
同じ共有リンクで開くと、コメント入力が反映された状態で開きます💡
2.入力されたコメントを、シーケンス上に反映する
ブラウザ上で入力されたコメントを、シーケンスに反映しましょう。
この操作は、Premiere Pro上で行います。
1.Premiere Proで修正コメント入力した動画を表示する
ワークスペースを「レビュー」にして、Frame.ioをPremiere Pro上に表示します。
修正コメントを入力した動画を表示して、コメント入力された箇所である「●」をクリックすると
シーケンスも連動して動きます。
コメントを順番に選択して、その都度シーケンス上で修正できるのが便利!
修正コメントが多い場合は、コメント入力個所をマーカーとしてシーケンスに打ち込むのがおすすめです。
2.コメント入力をマーカーとしてシーケンスに打ち込む
修正コメントが多く、Frame.ioの画面で見えにくくなっていたり、プレビュー画面の動作が重くなっている時は、修正コメントをマーカーとしてシーケンスに表示するのがおすすめです。
1.Frame.ioウィンドウの左上の吹き出しをクリックする
2.「Import Comments」を選択する
するとコメント入力がマーカーとして、シーケンス上に表示されます!!
あとはマーカーを選んで、その都度修正していくだけでOKです!!
修正して再度Frame.ioにアップすると、
バージョン2、バージョン3と修正したことが分かる状態でアップされます。
Frame.ioを取り入れて、時短&確実な修正を実施しよう!
今回はAdobeコンプリートプランユーザーなら完全無料で使える
Frame.ioの使い方を徹底解説しました!
修正をコメントを入れるのは、メールアドレスさえあれば誰でも可能なので、
見ていただくクライアントさんに提案してみてもいいかもしれません😊
自分が作った動画を見直す際にもとっても便利な方法なので、
ぜひ活用してみて下さい!
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